「夜泣き」の正体

毎日子育てお疲れ様です。

 

今日は「夜泣き」についてお話します。

 

「夜泣き」・・・世のママたちの大きな悩みの一つではないでしょうか?

 

私も第一子が6か月頃くらいから毎晩毎晩1時間ほど泣き続ける日々が続きました。

どうして旦那は気づかないんでしょうか?

こんなに大きな声で泣いているのに、どうしていびきをかきながら寝れるのでしょうか?

 

眠い目をこすりながら、誰も変わってくれないので子どもを抱っこし、泣き止むまでひたすら抱っこしてゆらゆらする日々。寝不足で疲れていたので、私も一緒に泣いていましたよ。

 

第一子が小さい頃は栄養の勉強なんてしていなかったので、身体を駆使して何とか「夜泣き」の時期を乗り越えました。

 

でも栄養について勉強するようになって知った事実・・・

 

「夜泣き」の原因は”栄養不足”なんです。

 

「夜泣き」と”栄養”????

 

そうなんです。関係しているんです。

 

寝る時に出されるホルモンがあります。

それが“メラトニン”。

メラトニン”は睡眠を司るホルモンです。

 

この”メラトニン”を作る栄養素が少ないと、夜中にパッと目が覚めたり、泣き出してしまうんです。

 

では”メラトニン”をつくる栄養素とは?

 

メラトニンの原料となるのが、幸せホルモンとも呼ばれる”セロトニン”です。

セロトニン”が少ないと、”メラトニン”も少なくなります。

 

”セロとニン”の生成には、「トリプトファン」という栄養素が必要です。

トリプトファン」は腸内細菌が肉や魚、乳製品、大豆製品などに含まれるたんぱく質を分解・合成することで作られます。この「トリプトファン」がビタミンB6やナイアシンと結合して”セロトニン”がつくられるんです。

 

つまり”メラトニン”をつくるためには、”セロトニン”が必要で、”セロトニン”をつくるためには、「タンパク質(トリプトファンを多く含むもの)」と「ビタミンB6」が必要なんです。

 

タンパク質(トリプトファン)を多く含む食材といえば

◇大豆製品:豆腐・納豆・味噌・醤油など

◇乳製品:チーズ・ヨーグルト・牛乳など

◇その他:米などの穀類・ごま・ピーナッツ・卵・バナナなど

 

肉や魚にも「トリプトファン」はたくさん含まれているんですが、動物性のタンパク質は炭水化物と「ビタミンB6」を一緒に摂ると、「トリプトファン」がよりたくさん合成されるんです。

 

ビタミンB6を多く含む食材といえば

◇魚類:鮭・さんま・いわし・カツオなど

◇肉類:鶏むね肉・ささみなど

◇その他:バナナ・さつまいも・ごまなど

 

すぐに解決するわけではないと思いますが、これらを意識して料理に取り入れると子どもの「夜泣き」が改善されていきます。

 

「夜泣き」がなくなるだけでも、かなり救われる気持ちになりますが、ママにはもっと良い睡眠をとってハッピーな気持ちで過ごしてほしいので、もう一つお伝えします。

 

寝る前のアイスクリームやチョコレートはやめましょう!

 

私も食べていましたよ!夏なんて毎日のように(笑)

 

でもこれも不眠の原因なんです。

実はこういった甘いものを食べて上がった血糖値を、身体は一生懸命下げようとします。2~3時間後には低血糖になりますが、次は血糖を上げようと興奮系のホルモン、その名もアドレナリンが分泌され戦闘モードになってしまうんです。そして目がさめて眠れなくなります。

 

不眠を解消して、昼間元気に笑顔で過ごすために、少し参考にしてみてください。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。